図面との誤差を±3㎜以内におさめる技術力。
鉄筋コンクリートの建物を建てる場合、型枠という器を組み立て、そこにコンクリートを流し込んでいく手順が必要になります。型枠大工とは、その枠をつくる職人のこと。コンクリートが固まったら型枠を外すまでが一連の流れ。一口に型枠といっても外壁、柱、梁(はり)、内壁、床用などがあり、建物の規模によって種類も異なる。鉄筋コンクリートの建造物の強度を支える重要な要素の一つが、型枠大工の熟練の技術になります。
垂直精度±3㎜というのが、業界の一般的な許容範囲。これ以上の歪みが出ると、建物の強度や出来映えに大きな影響が出てしまう。コンピュータを使わずに人間の手で、図面との誤差を±3㎜以内におさめること。それが、型枠工事の重要な仕事なのです。
建物によっては、壁面・屋根などに複雑で多彩なデザインがなされ、優れた技術が要求される仕事でもあります。
2021年12月8日
冷え込んできましたね
冷気がいよいよ強まり、ストーブの出番となりました。
仕事の後は、アツアツおでんにお鍋が美味しい季節です!
年末に向け、何かと忙しい日々が続きますが、コロナ禍...続きを読む